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VJ and Lighting | 立体的な映像空間の作り方

皆さん今晩は、VJyouです。

VJというと、どういうイメージがありますか?
そもそも、世間的にはVJって何?というぐらいの知名度だと思います。
ある程度知ってる人でも

スピード感ある映像作ってる人?
プロジェクションマッピングやってる人?
プロジェクターいっぱい繋げて何かやってる人?

とかとか、色んなイメージがると思います。

実際のところ、VJの定義はあまり決まっておらず、いろんなスタイルの人がいて、色んな個性があるからこそ面白いのだと思います。
自分の場合、VJの主な役割は

空間演出でイベントのカルチャーを可視化すること

だと思っています。

イベントのフライヤーがイベント前にイベントの世界観を伝えるものだとすると、イベント中のVJは、イベントの最中にイベントの世界観を引きたてるものです。

DJ系のイベントはどうしても使う機材やステージの立ち位置が似てくるので、写真になると、どのイベントもほとんど同じ光景になってしまうことがしばしば見かけられます。

同じ会場で行われているイベントでもオーガナイザーによって客層が全然違いますが、パーティーに行く前からなんとなく雰囲気が視覚的に分かるのが、過去のイベントのアフターパーティービデオだと思います。


そんな時に力を発揮するのが、やはりプロジェクションマッピングやデコレーションとVJのコラボになります。
ちなみに自分の場合は、一時期は、

パーティー記録ビデオ撮影・編集→イベント告知用webCM、バナー、フライヤー製作→イベント用の空間装飾(施工業者手配・マッピング込)手配→→イベント中のVJ&照明オペレーション→イベント最中の撮影チームのディレクション→以下ループ

というように、イベントのビジュアルコミュニケーション全般を手がけていました。
現在は広告代理店案件でクリエイティブディレクターとして活動する方が最近は多いですが、その基本はほとんどパーティーで学んだように思います。

自分でイベント告知ビデオを編集してると、やはりどうしても「もっと分かりやすい何かが無いかなー」って悩むようになり、自然と空間全体をドーンと染める系に発展していきました。

よく、オーガナイザーが「特定の衣装を着て来場した人は値引きあり!」とするのも、このアフタービデオやアフターフォトの際に際立たせる為ですね。この場合は、お客さんのファッションがイベントの個性になります。

女体盛りやセクシー系のエアリアルダンサーチームを入れたり、会場を高級レストランにするのも、イベントのビジュアルイメージを明確化する方法の一つです。


そして、光の演出で個性を出したい!という話になると必ず出てくるのがプロジェクターを使った特殊演出です。
そこで今日は、スクリーン以外を活用するときにどういうアプローチがあるのか、いくつか分類してみました。

まずは一番簡単なのが

プロジェクターの台数を増やす

一番簡単なのはプロジェクターの台数を増やすことです。





映像のソースは一系統ですが、プロジェクターの台数が増えるので空間全体に映像が広がっていく感じがします。

もちろん、映像のつなぎ目がどうしても不自然になるので、プロジェクターの光が重なるところはプロジェクター側でエッジブレンディングをするか、ミキサー側でマスクをかけてしまいます。

V4EXなどのVJ用ミキサーの場合、アウトプットに円形マスクをかけれるので、結構ざっくり素材を選んでもそれなりに馴染んでくれます。
このへんはやはり、放送用に設計されている映像ミキサーにはなかなか無い、VJ用ミキサーの便利な機能ですね。

photo from Expected Music 2016























問題点としては、よほどしっかりした会場でない限り、天井や側面の壁に投影する場合はかなり角度がきつくなります。
ですので、テキストやロゴなどの縦横比に気を遣う素材はなかなか出せなくなります。

そこで解決策として、、もう若干凝ったやり方になると

プロジェクターの台数増やす+映像ソースを二系統に分ける


というスタイルになっていきます。
VJアウトを2系統以上出して、メインコンテンツ用とアンビエント用に分けるので、システム図としては下記のようになります。




この場合のメリットとして

・ロゴやテキスト素材、スポンサーCMなどは綺麗な比率のままメインスクリーンで出せる
・アンビエント用映像系統は、縦横比率を気にしないので好きに出せる

といった事がげられます。



Photo from AUDIO music festival




最近は映像とLEDテープを一体化させるシステムがはやっていますが、テープLEDやメッシュLEDでなくても、普通のLEDライトもVJソフト経由で操作する事は可能です。


プロジェクターの光は意外と左右や上下の干渉には強いので、設置方法を試行錯誤すると、結構攻めても映像・照明両方が活きるレイアウトを作れます。

下のyoutubeビデオは、先日UNITで行われたNEW YEAR VILLAGE 2017の時のダイジェストの一部ですが、この時は途中諸々あった結果、デコレーションをライトアップする用のLEDライトと、DJのシルエットを浮かび上がらせる用のLEDはVJ 映像をトリガーにして操作しました。






幸か不幸か、日本の音楽イベントだと既に照明が充実している会場が多いのでVJが映像を操作する機会はあまりありませんが、ガレージ系のイベントや、レストランやホテルでのイベントでは全ての演出機器を仮設で持ち込む事も多いので、そういったイベントでディレクターなどの立場で入る機会がある人は、是非映像と照明の両方をセットで考えてみてください。

プロジェクションマッピングは面白いのだけれど、マッピングをすると照明の演出ができない!と思っている人が意外と多いですが、ちゃんと両方の知識を繋いでいくと、意外と掛け合わせれるところはいっぱいあります。
VJは、映像だけでなく照明やステージ装飾といったトータルで舞台を見れる貴重なポジションなので、ぜひVJあがりのステージプロデューサーが増えたらと思います。

また、自分のイベントをもっと差別化したいお思うオーガナイザーの方は、是非チームのVJさんと相談してみてください。少しの投資で思わぬSNS拡散力がつくときがあります。

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